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「美を競う肉筆浮世絵の世界」見に行ってきました

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京都文化博物館で4月27日(土)から6月9日(日)まで開催されれているので見に行ってきました。

たまたま朝はやく起きたのでテレビを付けたら肉筆浮世絵展をやっているという番組を見たので調べたら、その日に京都に行く予定がありしかも行くところの近くと言うことが分かりこれは是非行かねばと思い行ってきたのでした。

浮世絵が肉筆ってどういうこと?

引用元:ウィキペディア

浮世絵と言うと新しいお札のデザインで裏に葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」みたいな木版画を思い浮かべると思うのですが、浮世絵とは江戸時代から明治にかけて描かれた画風の一種で、木版画だろうが肉筆だろうが関係がありません。

浮世絵の浮世とは「当世風な」「現代風な」「好色」といった意味をもっていれて、その次代の風景・人物などの日常を描いた風俗画です。なので春画なども浮世絵の一種と考えられます。

肉筆浮世絵は一味違う

展示されていた作品は木版画の浮世絵の構図によくにているのですが、木版だと髪の毛などは先っぽなど一本ずつ描くことはできますが中の方はベタ塗りになってしまいますが、肉筆だとベタ塗りの上に濃度の違う黒で描き足すことができるのでよりリアルな絵になります。

そういった技法は細部に使われ、着物の襦袢の部分などにも細かい柄が描かれていたりと木版画とはまた違った楽しみ方ができます。

版画は絵師が描いた絵をもとに彫師が版を作成し摺り師が摺ることで一枚の浮世絵ができるので何枚もさくせいができますが、肉筆は絵師が描いた一枚しかありません。

先程の葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」なども世界中に何枚か有るでしょうが、今回開催されている場所で見られる葛飾北斎の作品は世界中に一点しかありません。

北斎だけでなく喜多川歌麿や歌川国芳、渓斎英泉など有名な作家の作品が見ることができます。今回は風景画を得意とし作品も多い安藤(歌川)広重の美人画も出ていました。

しかも普通の美術館だとガラスケースの中に収められているのでいくら近くによってみても50cmくらいは離れています。

今回は一枚一枚表装されて掛け軸の形になっていてそれを一点ずつガラスケースに収めているので、わずか数センチのところまで近寄って見ることが可能ですのでミュージアムスコープも必要ないくらい間近でみれ、先程の髪の毛の書き方までしっかり見えました。(老眼鏡を使って見てましたが)


浮世絵に美人画が多いわけ

浮世絵と言うと見返り美人やに代表されるようにその時代の美人を描くことが多いですし殆どが美人画です、たまに役者絵や相撲の力士を描いたものもありますが、人気がありません。

やっぱり美人画がいつの時代も人気なのです。

それは

今で言うグラビア雑誌みたいなものなので美人画が多いのです、また着ている着物の柄なども当時のファッション雑誌の役割も担っていましたので男性だけでなく女性も購入したようです。

同じ美人画でも伊藤若冲や円山応挙などの日本画とは少し違う浮世絵は庶民のものだったようですがそれが、いつしかヨーロッパで大人気となり逆輸入された形で日本でも人気になったのですが、1700年台中頃に描かれたものが多かったのですが、その当時の絵の具には岩絵の具が使われているので発色が全く違います。

いくら庶民のモノとはいえ岩絵の具を使って書かれた肉筆浮世絵はとても高価なものだったのではないかと考えられますね。

特に当社が力を入れている春画などには金や銀なども使って描かれているので更にお金がかかっていると思われます。

しかし、江戸末期頃から明治にかけての頃になるとヨーロッパから輸入されるようになった合成絵の具が使われるようになったので色合いの美しさが半減してきて少し残念な気がしました。

始まったばかりの肉筆浮世絵展

ゴールデンウィークも始まったばかりで京都に行くと観光地はものすごい人だかりですが意外と美術館などは比較的空いているのでゆっくりと見ることができます。

お出かけしたいけどどこに行っても人でイッパイだからと躊躇しているなら美術館や博物館に行って見るのも良いかもしれません。

興味がない人も

もしコレを買うなら幾らくらいするのだろう?と思いながら鑑賞すると違った意味で面白いので飽きずに鑑賞できますよ。

こっちは細部にまで細かく書かれているから1000万円は下らんだろうとか、こっちは意外とあっさり描いているから10万円くらいかなとか、葛飾北斎の作品だから1億円するんと違うなど下世話な見方もありです(笑)

その他にも京都にはたくさんの美術館や博物館が有るのでハシゴするのも良いかもしれませんね。

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にっこにこ太陽古美術店やさしい買取担当の店主杉本 昭博
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