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掛軸 買取で抑えたいポイント

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最近では家に床の間がないもしくは和室自体がないというお家も多くなり、昔からお家にある掛軸が押入れの中で占領しているだったり、お家の解体やなきご親族の遺品の整理で掛軸を売りたいとお考えの方が多くいます。

よく掛軸の高価買取と言って宣伝している所も多いですが、結局そんなに高く買取ってもらえなかったと云う話も聞きますので、高価買取される掛軸の条件などをまとめてみました。

 

高価買取になる掛軸の条件

そもそも掛軸の価値を決めるのは何かというと

  1. きれいな掛軸の状態
  2. 印刷の掛軸は駄目かも
  3. 有名な作家の掛軸
  4. 文字だけの掛軸は高くなりにくい
  5. 人気も大事
  6. その他

などの理由が考えられます。

1.きれいな掛軸の状態とは

作風が良いとか美しい画風などという意味ではなく、掛軸そのものにシミやカビなどの汚れがない状態を言います。
掛軸など骨董品は箱から出して飾られているときより仕舞われている時のほうが圧倒的に長い特徴があり、その仕舞われた状態だと高温多湿の日本ではカビやシミができやすいです。
なので定期的に箱から出して風を通してあげる必要があります。
できれば半年に一度くらいでいいので箱から出して半日くらい掛けるといいでしょう。

2.印刷の掛軸は駄目かも

吉田初三郎

高度成長期からバブル景気の頃まで日本中で不動産を買い漁っていた時期がありました。
その頃にはまだ家を建てたら必ず和室を作り床の間に掛軸を飾るというのが定番で、作ったはいいが飾るものがないと云うのでとりあえず掛軸を買って来たということが多くありました。
本来なら美術品を飾る場所でしたが、取り敢えずで飾るような掛軸には印刷で作られたようなものも多くあり、手の混んだ掛軸には印刷した上に人の手で追加で書き込みが行われたような物もあります。

3.有名作家の掛軸が高い理由

円山応挙虎の絵

誰もが知っているということや、それだけ美術的価値が高いことがあるからです。
その分偽物が作られやすいという反面もあり真贋を見極めるのにはプロでも厳しいものもあります。
そんな掛軸も有名作家だけではなく花鳥風月など古くから愛されてきた掛軸なら高価買取が可能かもしれません。
逆に山水画も昔から愛されてきた画風ですが、こういった掛軸は季節感がなく一年中掛けていられるということで取り敢えずの掛軸にもってこいという事もあり、バブル期まで大量に作られたので印刷のものも多く、あまり高価買取が期待できません。

4.文字だけの掛軸は高く買取ができない理由

花鳥風月や美人画などに比べて地味なところです。
やはり美術品ですので見て楽しむものというところでは地味なものより派手やかなもののほうが見ていて気持ちがいいです。
そういった理由から掛軸で文字だけのモノは人気がないので買取額が安くなってきます。

4-1.茶掛けはちょっと違う

仙厓義梵

同じ文字だけの掛軸ですが、茶掛けと呼ばれるお茶席で掛けられる一行物の掛軸があります。

元々禅の精神から来た茶道には同じく禅の高僧の書いた一言を掛軸にしたものや消息と呼ばれる手紙、古筆切と呼ばれる感想を書いたものなどが多く掛けられます。

茶道を芸術の域まで高めた千利休も、掛け物が第一の道具というほど掛軸にこだわったと言われています。

5.人気があるかどうか

時代によって好みが変わります。

今では中国の美術品が高値で取引されていますが、ほんの20年前までなら見向きもされなかったような中国的な掛け軸が今では高値で買い取られていきます。

その理由に中国が経済成長を果たし、お金持ちになったことで世界中から美術品を買い戻しているからで中国美術のブームが起きています。

とくに掛軸は人気があります。

6.その他

1〜5の他にも買取の際高価になる掛軸があります

箱に入っている、もしくは異常に古い

掛軸

掛軸のみでも良いのですが、やっぱり掛け軸に限らず骨董品や茶道具にも言えることですが、桐の箱に入っているというのが重要ですが、古い掛軸に多いのが共箱がないというところです。

長年仕舞われていると掛けたり仕舞ったりを繰り返すうちに、どれがどの掛軸の箱なのかも判らなくなったり、壊れてしまったりで無くなることがあります。

そういった古い掛軸なら箱がなくても高価買取が期待できます。

 

まとめ、高価な掛軸の特徴は鑑賞に耐えられるかどうかです。

伊藤若冲象図

色々と掛軸に関して書いてきましたが、結論は鑑賞に耐えられるだけ美しいかどうかということです。

最近の特徴として現代アートがもてはやされます。

バナナをダクトテープで壁に貼り付けた作品が1400万円で売れたという話もありました。作者が芸術だと言い張って、それで客観的にも評価されたから売れたのでしょう。

欲しいという人がいてそれが幾らで売れたからというだけで、その作品が後世にまで残されていくのかどうかというのは別物だと思います。

前者は芸術なのでしょうが美術品とは考えられません。

芸術品と美術品は違うのだと思います。

芸術品の中にも後世に残されるものがあります。それが美術品なのかもしれません。

これは長年掛軸に限らず美術品を見ていないと判らないことなのですが、高価で買取がなされる掛軸とは美術品として鑑賞に耐えられるもののことを云うのだと思います。

掛軸事情

掛軸や着物などは季節によって掛けかえる必要があり、例えば真冬に鮎が描かれた掛軸を掛けているとおかしなかんじがします。やはり冬には冬にあった掛軸に掛け直す必要があります。
またお正月やお盆、法事など行事がある時にもそれにあった掛軸を掛けることもありますので、春夏秋冬プラス行事用3本で最低7種類は必要になってきます。
これだけのものを揃えて定期的に掛けかえる必要があったので最近ではそういった事をめんどくさく考える方も多くそういった理由から掛軸自体を飾るという事をしなくなってきたように思います。
最近の家に和室を作らなくなった理由に「家が狭い」とか「和室は使い勝手が悪いので勿体ない」とかではなく、掛軸や床の間道具を設えるのが面倒くさいからという理由で和室を作らなくなったのではないかと思います。
今では掛軸が欲しいという方より圧倒的に買取って欲しいという方のほうが多いです。
鑑賞に耐えられる本格的な掛軸の価格はそれ程下がってはいませんが、そういった事情もあり大量生産されたような掛軸の相場は年々下落傾向にありますので今のうちに売却をされる方がいいのかもしれません。

すべて売却するのではなく何点か置いておく

掛軸を買取りに出す際にはすべて出そうかとお考えの方も多いかと思いますが数点は置いておくことをオススメします。

せっかくあるのだから活用しない手はありません。掛軸には生活にゆとりをもたせるのにも効果があるからです。

そもそも何を選んだら良い?

どんな絵を飾れば恥ずかしくないのかとお考えの方も多いかと思いますが、別にそんな事を考えず、ご自分が「いいなぁ」と思えるものでいいと思います。

そして掛軸を飾るなら一緒に花を飾るのも良いかもしれません。花は季節感が出るので気に入りの掛軸も映えてくれるでしょう。

こういったお気に入りの物を飾るということは生活の中にゆとりをもたしてくれます。仕事で疲れて帰ってきたり、嫌なことがあったときに、お気に入りの絵を見ながらコーヒーでも飲んで一息付けばちょっとした癒やしになるのでぜひともおすすめいたします。

選ぶポイント

一概に掛軸と言っても種類がありますが大きく分けて2種類に分けられます。

細かく分けると茶掛けや仏画だったりと分けることも出来ますが、ざっくりと言うと文字か絵かです。

文字の掛軸

文字の掛軸なら書道家や偉人の書いたものが高く評価されていますが、書道を嗜む方などならこういった昔の書道家や芸術家の作品なども良いかもしれません。

絵が書かれた掛軸

家の壁に好きなポスターや絵を飾る人もいますがその感覚で掛軸を選ぶと、絵の書かれたモノが良いのかもしれません。

一概に絵と言っても日本画なら花鳥風月や美人画、東海道五十三次などの浮世絵などお好みの絵を探すのもいいでしょう。

出光美術館の美術品を集めた出光石油の創業者の出光佐三さんは子供の頃に、仙厓義梵というお坊さんの描かれた絵に衝撃を受けて生涯に渡り集めたと言われています。

掛軸の他にも買取可能なものがあります

 

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