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銀瓶と云う名のただの薬缶

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金瓶・銀瓶・鉄瓶という薬缶

銀瓶や鉄瓶などの瓶とは、やかんと同じ使い方をする金属製の湯沸しの事です。
普段遣いに湯沸かしに使うこともありますが、茶道や煎茶道などの茶事にも重宝されますが、鉄瓶は鉄の味がお茶に移ると言ってあまり使わず銀瓶や金瓶を使う方も多いです。
中国の煎茶道では日本の古い鉄瓶が味があると言って人気で高値で取引されています。特に龍文堂や南部鉄器などが有名です。

銀瓶や鉄瓶の由来

茶道が中国から伝来した後、独自に抹茶を喫するようになった日本の茶道や煎茶道です。茶匠達は釜師に依頼しこぞって茶釜を作らせましたがその際により便利な茶釜をといって作っていった所、取っ手をつければ持ちやすくなるし、注ぎ口を作れば片手で湯を注ぐことが出来る形ができコレが鉄瓶の原型になりできあがりました。

1780年台、江戸時代の天明時代の頃「鉄瓶」という名前が使われるようになり今の鉄瓶の形が完成したと言われています。 南部鉄器といえば、鉄瓶を知らない人でも名前だけは聞いたことがある方も多いでしょう、岩手県の28代南部藩主である南部重直が茶道が大好きだったことと領地内で良質の鉄が算出されることを知り、わざわざ京都から小泉仁左衛門清行という釜師を呼び寄せ茶釜を作らせました。その中でより便利なものをということで先程説明した今のような鉄瓶が出来上がったのです。 またたく間に全国に広まり鉄器といえば南部と言われるくらい浸透していったのです。

今でも鉄瓶でお湯を沸かすとお湯が柔らかく感じたりすることや鉄分が取れるので貧血気味の人に良いということも、鉄瓶には二価鉄という成分が多く含まれていることが科学的にも証明されていてます。 また、水道水にはカルキが含まれていますが鉄瓶が吸収してくれるという事も判っています。

体に良くないモノを吸収してくれるのでいい事ずくめですが、使い終わった後は空焚きをして水分を飛ばす作業が必要になるので手間もあります。

ちなみにカルキ人間にとって健康を害するほど使われていないので安心と言われていますが、メダカなど小魚からすると猛毒なのでいきなり水道水の中に入れると死んでしまいます。 そのような事を考えると出来るだけ摂りたくはなくなりますので、出来るだけ鉄瓶でお湯を沸かそうかと思う今日このごろ。

説明が鉄瓶に特化してきましたが、銀瓶や金瓶を作られたのは江戸時代は裕福な商人などが面白がって作ったのが始まりなのでしょうね、お金が有り余っていた人の道楽からこの様なものが生まれたのでしょう。

金瓶

18金で作られているものが多く、底などに24K・18K・14Kなどの刻印があるので判断ができます。多くのものは金の重さで判断されその時の相場を元に買取額が決められることも多いですが、有名作家やデザインで金額が上乗せされることも。

銀瓶

瓶の中でも一番落ち着いた感じで筆者は一番好きです。金はどうしてもギラツキ感が多く成金趣味が臭ってきます(笑)

秀吉の金の茶室など全面に金を使い徹底的に金で装飾したものは行き切っているので逆に落ち着きもしますが、侘び寂びの茶室で茶釜だけ金色をしているとタダの成金趣味にしか見えません。

銀便は使い込むほどに、いい意味でくすんで来ていぶし銀になっていきます。その色合いが侘び寂びによく合います。

中には箱書きに「銀瓶」と書かれていても銀メッキを施した真鍮製と言うのもあるので注意が必要なんです、見極め方は「純銀」「銀製」「925」などの刻印があるかどうかです。

銀メッキでも時間が経てばくすんでいぶし銀になるので刻印がない場合はメッキを疑います。大昔に作られたようなものなら刻印が無いものもあります。

そんな場合は蓋を本体に当てて音を聞きます。もし本物の銀無垢であれば柔らかい音が出ます、そうでない場合は高い音がします。と言っても聞いたことがない人には判らないのでしょうが(笑)

もしわからない場合はお問い合わせいただければ査定させていただきます。

鉄瓶

南部鉄器や龍文堂などが有名なのですが、15年ほど前から中国の高度成長に伴い中国の煎茶道で日本の鉄瓶に味があると言って人気が出て日本の鉄瓶の値段が高騰していきました。

鉄で出来た古い薬缶でしか無いような鉄瓶が中国の国内で100万以上で取引がされているのですから驚きです。今ではそんなブームも過ぎ去り値段も落ち着いてきていますが、まだそれなりの金額で取引がされています。

 

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