しかし、ゴミは取り扱っておりません。
この境目が普通の人には分からないので骨董品屋を呼ぼうかどうかと躊躇される方も多いと思います。
結論から言うと何にも考えないで骨董屋から呼びましょう!
見た目はホコリだらけでカビ臭いし、見た目はハッキリ言ってゴミにしか見えない・・・そんなモノの中にはお宝が眠っていることがあります。
まぁ、ホントにゴミのほうが多いのですがね(笑)でも骨董屋にしかそれは判断ができません。骨董品を扱うリサイクルショップや質屋でもダメです。
最近の質屋はブランド品や貴金属ばかり扱っているので骨董品を扱えるところがありません。
リサイクルショップはベテランのバイトが査定するので値段が無茶苦茶ですし、何にも分かっていません。
何が出てくるかお楽しみ
何が出てくるか解らないのがこの仕事の特徴なので呼ばれれば取り敢えずお伺いします。
持ち込みで来られる方もいらっしゃいますが、持ち込まれてくるときには厳選されて持ってこられるので、もしかしたらホントに価値があるものをゴミと認識して売れないものと決めつけてしまいキレイなものだけを持ってきているのかもしれません。
このパターンは大いにあり、実際持ち込まれてきたときにお話して「じゃあ来てもらって見てもらおうか」と成ったことがあり、案の定古くて汚いものは売れないと決めつけて隅に追いやられていました(笑)
当店としてはこの様な隅に追いやられてしまったような古くてこ汚いものの方が好物だったりします。
ホントにダメなものもあります
下記のものはお電話いただいたときにお断りすることがあります。
- 昭和以降に作られたテーブルや座卓・茶箪笥などの家具類
- 昭和以降に雛人形や5月人形などのお人形(作家モノなら買取可能かも)
- 登録証の無い刀や象牙など(取得していただければ買取可能)
- 剥製
- 生き物(取り扱っていません)
まずリサイクルショップに持ち込んでしまう
そんなに価値もなさそうだからと言ってリサイクルショップに持ち込む方もいます。
確かにリサイクルショップに持ち込んだほうが良いものもありますが、こういった系統のお店はキレイなものを欲しがります。
一応骨董品も扱うと書いてはいますがキレイなものでないと受け付けてもらえません。
こ汚い箱に入ったものは汚いものを見るような目で見ながら「コレはお値段が付きません」と突き返されるだけなので、価値がないのかと諦めて捨ててしまう人もいます。
勿体ないですね。
古いものの処分は骨董屋から
古いものを売るときにはまず、骨董を扱う所に見てもらい、それからリサイクルショップです。逆で見てもらうと損することになりますので注意が必要です!
- こんなものを見てもらって大丈夫だろうか?
- 価値の有るものなどなさそうだけど・・・
- 汚いから捨てようかと思うがもし価値があったら・・・
- 捨ててしまいたいが、遺品で思い入れもあるのでそれも出来ないし、一応価値だけでも見てもらいたい
- etc
このようなことがあるのならまずは骨董屋を呼びましょう
持ち込みより来てもらったほうが絶対に得する
知らない人が家に来るのはチョット・・・と思う方もいますが、取って食う訳ではないので心配はいりません(笑)。なぜなら、持ち込みで行くと持っていく量が限られているのでどうしても厳選してしまいます。
コレがプロと素人の差で、骨董屋が欲しい物と素人の人がコレは売れるだろうと言うものにはギャップが有るのです。
それをお家にお伺いすることで、目に付いたものをピックアップしてお伝えすることでお客様が売却してもいいと思い値段が合えば商談成立となるのです。
その時お客さんが言う一言が「エー!こんなものが?」というのです。大体同じ様な反応です(笑)
見ているポイントが違うので、餅は餅屋でプロにお任せください。