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濃茶には茶入れが必要?

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茶入れというと、同じくして出てくるのが棗ではないでしょうか。同じ抹茶を入れる為の道具ですが、茶入れは濃茶、棗は薄茶と使い分けられている感があります。特に替える必要もないのですがね。

にっこにこ太陽古美術店イメージ茶入れの定義

定義としては陶器製であることが大前提で象牙で作った蓋も必要です。

たまに濃茶のさい漆器を使うこともありますが、この時は棗を茶入れとは呼ばないそう。

また、薄茶のときに茶入れを使ったり、濃茶・薄茶両方で使われる茶入れもあるが、いくら陶器製でも濃茶に使わないものは茶入れとは呼ばないなど呼び方の定義など無いのかもしれない。

同じものでも陶器製で象牙の蓋のついたもので濃茶に使う時は「茶入れ」と呼びそれ以外で使う時は小壺と呼べばいいみたい。

薄茶のときも棗を使ったら棗と呼びそれ以外は小壺でいいのではないだろうか。

にっこにこ太陽古美術店イメージ茶入れが日本に来た

茶入れは栄西禅師(1141〜1215年)が中国からお茶の種を持ち帰り、栂尾高山寺の明恵(みょうえ)上人に送った時に入れていた小さな壺が「漢柿べたの茶壺(あやのかきべたのちゃつぼ)」だったそうで、同寺に伝来しているそう。

その後南北朝時代にはいると唐からいくつかの茶入れが輸入されていく。

作った唐の職人もまさか自分の作った種入れの小壺が日本で蓋を付けて茶道具にされているとは思いもよらんかったことでしょうね。

漢柿べたの茶壺
                      引用元:淡交社出版 茶道具の世界5 茶入れより

永禄七年(1630年 庚午)発行の「分類草入木」という本で茶入れに関する事が書かれていて、大まかに言うと葉茶を入れる壺を大壺と呼び、抹茶を入れる壺を小壺というと記されていて、形にも注釈があり下記のように書かれている

小壺には茄子・文林(ぶんりん)・円壺・鶴首・瓶子(へいし)・驢蹄(ろてい)・樽形(そんなり)・棗・瓢箪・柿・水滴・常陸帯等を云也、肩衡・大海・飯胴・擂茶(るいざ)・釣附(つるつき)・湯桶等は小壺と云うべからず、小壺の大壺の茶壺のと云べし。葉茶壺の外悉く小壺と云誤也
真松斉春渓著「分類草入木」より

このころには大壺・小壺・茶壺の分類がされていたみたい。

今でこそ濃茶の席には茶入れというくらい重宝されているが、茶入れが入ってきた室町時代頃の文献に使用されてというような記述が見当たらないことからそれほど重要視されていなかったみたいで、江戸時代に入る頃からはよく使われるようになったようです。

 

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