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茶道具 買取依頼しようと思ったときに抑えておきたいこと

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骨董品を扱う古道具屋にとっては茶道具を欠かすことはできません。

利休は掛け物が一番大事と言った掛け物と呼ばれる掛軸から茶碗、花生けや水差しなど様々な物を使って茶会が開かれます。

その他様々な骨董品や美術品を使いますので茶室は骨董品の宝物庫と呼んでも良いほどの空間ではないでしょうか。

亭主がお客をも持て成すために選んだお道具がたくさん集まる茶室で客が一番注目すると言っても良いのが茶碗ではないでしょうか。

昨今のお稽古離れで急激に参加者を減らしている茶道ですが、古くからの伝来物や家元の家元の箱書きのあるものなどはしっかりとお値段がついて取引されています。

そんな茶道具ですが買取りに出す際にはモノによっては二束三文で取引されるものも多くありどういった物が高く買取ってもらえるのかまとめてみました。

最近の茶道具について

その昔、お茶お華といえば結婚前のお嬢さんの嗜みとして習い事のトップとして言われていましたが、今ではそんなことを言えば鼻で笑われる時代になりました。

嫁入り道具の一つとして茶道具をセットにして持たせた親御さんもいましたが、今では抹茶といえばアイスに入っている抹茶味しか知らない子供がいてびっくりしたくらいです。

そういう時代なのでお茶を習いたいという方よりも辞めたので処分したいという方のほうが圧倒的に多いので茶道具の買取相場は20年前に比べたら下降傾向にあリます。
特にお稽古に使われる茶道具は20年前くらいまではお稽古の需要がありましたので、先生からお弟子さんへの継承というお茶道具の流通が出来ていました(先生が茶会用に購入する→茶会で使ったものをお弟子さんに買取ってもらう〈一度茶会で使った茶道具は同じ人は使用できないため〉→弟子が買取る、またその弟子が買取る)という流れがありました。

今では自分が使うものくらい自分で選びたいといういま風の方にとっては、このような流れが合わないため茶道具が流通せず当社のような買取業者に売却される事が一般的になってきました。

茶道具の種類は大きく分けて2種類

分けていくと細かくなり流派が表千家か裏千家なのか、遠州流なのか織部流なのかでも茶道具の種類も変わりますし、夏用なのか冬用でも茶道具は変わりますので分けていくと細分化されすぎて解らなくなるので、買取額が高いか安いかで分けるのが一番わかり易いと思いますのでそのように分けると、お稽古用か茶会で使用できるかの2種類に分けることが出来ます。

お稽古用

文字通りお茶を習う人が先生のところで間違って壊してしまっても問題がないような比較的安価な茶道具です。

新品で購入しても数千円くらいで購入できる物が多く高くても数万円くらいで購入ができるものがほとんどで、それを「茶道具 買取」に出しても骨董品や美術品と云うより中古品としての扱いになるので幾らたくさんあってもまとめて数千円と言った具合になることも。

茶会用

野点

本格的に茶会を開く際に使われる茶道具になると誰それが使用したと言われる謂れのある道具であったりして、買取りに出すと茶碗一つで数十万円から数百万円といったものもザラにあり、例えば千家十職の一つ樂家が作った楽茶碗やその他の職家が作った品などのほか、家元の書付がなされた茶道具なら数十万円で買取されることもあります。

茶道具で高く買取ってもらえるポイント

やっぱり買取ってもらえるなら高いほうが良いですが、一般の方からするとどういった物が高くてどんな物が安いのかが判りません。

そんな茶道具を高く買取ってもらえるのかどうかのポイントをまとめました。

箱があるか

桐の箱

茶道具にとって箱は重要なアイテムで作者の名前、茶道具の名前が書かれている物が多く、箱と中身が伴っているものを共箱といいます。

いくら高価な茶道具でも箱がなかったりすると価値が半減してしまうことも。

逆に中身は割れてしまって箱だけが残るパターンもありますが、別の道具を入れたりと需要がありますので箱だけでも保管しておいたほうがいいです。

一口に箱と言っても、紙でできた箱から、木の箱まで様々な物があります。

その中でも種類が色々あり、大雑把に書くと。

  1. 二重箱(桐の箱に更に塗りの箱がある)
  2. 桐で出来ているが箱自体が細かく作られているもの
  3. 桐の箱だが作りがチャチい物
  4. 桐ではなく杉で作られた物
  5. 紙の箱
  6. 箱なし

という順番になっていきますが2と3のところがイマイチ分からないと思いますが、2.の箱は箱自体が作品になっていると言っても過言ではない位、商品に合わせて丁寧に作られたものですが、3.の箱はとりあえず収納用の箱を作りましたと言った感じです。

古い茶道具

利休が活躍したような時代のもので唐物であったり来歴がしっかりしているもの(誰が所有していたと云う履歴)。

例えば豊臣秀吉が部下の誰それにあげた茶道具であったり、金の茶室で天皇陛下に献上した茶会で使用したようなもだったりしますが、殆どが美術館や博物館に収められていますので市場に出ることはないのかと・・・・

そこまで凄いものでなくても、何時誰が作って誰が所有していた物で、次に誰が所有していたといった履歴のようなものが残っている作品。

箱書きがあるお道具

箱書き

裏千家や表千家などの家元がこれは良いと太鼓判を押したお道具で、箱に家元の花押(サインのようなもの)が書かれているもの。

三千家の家元が居られるのは京都ですので関西の人なら家元の開催するお茶会に参加する機会も多少はあるかもしれませんが、その他の地域にお住まいだと家元の開催するお茶会に参加するだけでも大変な苦労があります。

まず、着物を着て参加ですのでホテルなど着替えをする場所が必要ですので全日からなど宿泊しないといけませんし帰りの事もあるので、最低2泊必要です。

このように時間的な余裕と金銭的な余裕が必要ですし、家元の開催する茶会ならとんでもない茶道具が使われていたり、紹介していただいた自分のお師匠さんにお礼も必要かもしれません。

そうなると「エッ?!」と思うようなお金がかかるそうです。

そういった費用もありますので箱書きのある茶道具は簡易的に家元とお茶会をしている気になれますし、飽きれば人に買取ってもらうことも簡単にできます。

千家十職と呼ばれる職家の作品

これらの家は裏千家、表千家、武者小路千家の三千家に出入りできる作家でこの職家が作った作品も高値で取引されていおり、箱書きのある茶道具もこれらのものが多いです。

  • 茶碗師 − 樂吉左衛門
  • 釜師 − 大西清右衛門
  • 塗師 − 中村宗哲
  • 指物師 − 駒沢利斎
  • 金物師 − 中川浄益
  • 袋師 − 土田友湖
  • 表具師 − 奥村吉兵衛
  • 一閑張細工師 − 飛来一閑
  • 竹細工・柄杓師 − 黒田正玄
  • 土風炉・焼物師 − 西村(永樂)善五郎

買取対象の茶道具

茶室の中には様々な骨董品があります。

茶道具一つとっても茶碗、茶杓、棗、茶入、水差し、建水、茶釜、風炉、炉縁、茶筅、風炉先屏風、花生け、香合、などがあげられます。

その他袱紗や、灰を均す刷毛や灰匙、炭を入れておく炭籠、釜を持ち上げるための釜鐶、ものすごい量の茶道具が使われていいます。

その中でも買取の対象となる茶道具をピックアップしてみました。

茶碗

言わずとしてた茶道具といえば茶碗というくらいの存在感を持ったお道具です。

夏用と冬用があり、夏用はお茶が冷めやすいように口が広くお皿に近い感じのお茶碗です。

冬用は逆にお茶が冷めにくいように口が細く形的には湯呑の大きいバージョンと言った感じです。

その他昔から茶人に愛された茶碗に一楽二萩三唐津といい利休が提唱した侘び寂びの効いた茶碗と言われています。

一楽の楽とは樂茶碗

樂茶碗

元々瓦職人だった初代樂長次郎に利休がこんな茶碗を作れないかと言って依頼したのが始まりとされている。

千家十職の樂家が担当しており、ろくろを使わず手びねりで作陶するのが特徴で、作品には樂という烙印が押されるのだが模倣が簡単なので偽物が多く作られている。

本物なら、土の滑らかさが違うのだが見た目では殆ど解らないので専門家に依頼したほうが良い位わかりにくい。

その他分家の作った大樋焼や玉水焼、久楽焼などもある

元々樂茶碗は黒が本流なのだが、分家の大樋家が作ったものが赤い茶碗なのでで赤い樂焼を大樋焼と呼ぶことも多い

二萩

萩茶碗

山口県萩市一帯で焼かれる陶器でピンク色の地肌に白い釉薬がかかって凸凹とした肌合いが特徴の焼き物で、緑色の抹茶を入れたときによく映える色が特徴。

今で言うインスタ映えなのだろうが、利休を始め大茶人と呼ばれる茶人に愛されてきたというのもよく分かる。

三唐津

唐津焼

唐津焼(からつやき)は、近世初期以来、現在の佐賀県東部・長崎県北部で焼造された陶器の総称で唐津の港から多く出荷されていとこともあり唐津焼と呼ばれている。

茶釜

お茶席でお湯を沸かすための道具ですが、大まかに分けて夏用と冬用があり、夏場は囲炉裏を使わず風炉を使う事で熱がこもりにくく部屋が暖まらないように配慮した方法でお湯を沸かします。なので、安定して風炉の上に置けるように耳がついているのが特徴です。

冬場は逆に部屋が温まりやすいように囲炉裏を使います。

囲炉裏では五徳と呼ばれる鉄の台の上に置いて下から炭で温めます。この場合の茶釜は台の上の置くだけなので、全体的に丸い形が特徴です。

茶道具の中でも新年を迎え始めての茶会を初釜、釜始めと言われるくらい切っても切り離せない存在とも言える。

その他、古窯で芦屋釜や天平釜などがある。

千家十職の中では大西家が担当

大西清右衛門美術館

大西家は、室町時代後期から400年以上続く京釜師の職家。代々清右衛門を名乗る。京都市中京区の三条釜座(かまざ)に工房があり「大西清右衛門美術館」も併設されています。

京釜とは、平安時代末期に鋳物師たちが集まり座ができました、室町時代に入り利休の茶の湯の文化が浸透するようになると末期頃から茶の湯ようの釜も作るようになったのでこのあたりを「釜座」と称されるようになりました。
おなじ鋳物の釜で有名な芦屋や天明では鋳物師の名が出るものは少なくどれも芦屋釜や天明釜と地名をもって呼ばれるのが多いのに対し京釜は鋳物師の名が前面に出てきます。

水差し、建水

野点

水差しとは、釜に水を足すために使ったり、茶碗を清める為の水を入れておく容器

建水とは、茶碗を温めたり清めに使った水を捨てるために使用する容器

蓋置

茶釜の蓋や柄杓を置くための台に使われる筒状の陶器などが多い

茶掛け

茶掛け

千利休は茶事の際は掛物が一番重要な道具と位置付けこだわったという掛け軸です。

茶道は元々禅の世界のものから発展していったものということもあり、禅の高僧が書いた禅問答の一部を切り取った物を一行物と言ってよく用いられます。

その他、有名茶人の書いた墨蹟、茶道に縁のある高僧が書いた書であったり、古筆切りや消息などの手紙なども掛け軸にして用いられたりその他だと水墨画も多く使われています。

香炉、香合

香合

茶会が始まる前には亭主がお香を炊いて茶室を清めます。そのお香を入れておくのが香合で合わせものとも呼ばれています。

お香を炊くのが香炉で中国の明の時代以前の焼き物や唐金で出来たものなどは高価買取が期待できます。

棗、茶入

棗

元々が禅宗の修行から始まったと言われているのであまり華美なものが少なく地味に見える茶道具。

薄茶の際に用いられるのが植物の棗に似た形なのでそう呼ばれる

濃茶の際に用いられるのが茶入で、象牙の蓋の裏には金が貼られているのが特徴

茶道具の保管方法

使わない茶道具でも数ヶ月に一回くらいは箱から出して風にあててあげることが一番です。掛け軸ほどシビアに保管に気を使うほどでもありませんが高温多湿の日本ではカビや湿気でシミが出来る要素がたっぷりあり、高価な茶道具が下手したら買取不可と言われてしまうこともあります。

また樂焼などは焼締めがゆるく、長年湿気のあるところに保管されていると脆くなって破損する恐れがありますので注意が必要です。

修復出来るものであれば可能ではありますが、時間もお金も掛かるのでそんなことになれば大変もったいないです。

高価買取が期待できる茶道具まとめ

茶道具の中で高値で買取がされる可能性があるのは商品でいうと茶碗や掛け軸などですが、一番重要とされているのは古さです。

茶道が始まったのは室町時代頃なので今から500年くらい前から始まりましたが、その頃は中国から輸入された唐物と呼ばれる器を使うのがセレブの嗜みみたいなところがありました。

そういった古くて伝来のあるものなら、ものすごい金額で買取してもらえますが殆どが美術館などに収められているのでめったにお目にかかることはないかと。

その他ですと、人間国宝の作品や茶道具を得意とした、板谷波山や青木木米、富本 憲吉、北大路魯山人など有名作家の作品だあったり千家十職の作や家元の書付が入った茶道具などが高価買取が期待できます。

 

茶道具の他にも買取可能なものがあります

 

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